桜餅参式・改

色んなゲームのメモ用

~いつも一緒~



リトさんの誕生日記念に強要された捧げる小話。



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~「いっつも一緒にいるよな」~


「仕事で一緒にいるだけだ。」
「そうですね。」
曹操の問いに先にR夏侯惇が答え、R荀が相槌を打つ。
「にしては一緒に居る時間が多いではないか。」
「誰のせいで多いと思ってるんですか。」
「孟徳がきちんと仕事して、そのうえ我侭を言わなければ、
こうして孟徳の部屋まで揃って押しかけることもなくなる。」
だがそんな言葉にも曹操は聞こえない振りをし、反省する素振りを見せない。
夏侯惇が堪らずもう一声浴びせようとした時、
「もう、できてるんじゃないのか?」
曹操が放った言葉に二人は顔を赤くさせる。
「な…っ!」
「ば、馬鹿なことを言うな!」
「その様子だと図星のようだな。
何、恥かしがることはない。むしろこの国ならば正常だというものだ。」
「勝手に勘違いをするな!」
「もう夫婦のようなものではないか。」
曹操と夏侯惇が騒いでると、脇から荀が顔を下げたまま喋った。
「殿…悪ふざけはその辺にしておかないと、後が怖いですよ?」
「図星くらった今の荀なら全然怖くはないぞ。」
挑発するような仕草をとる曹操。
「そうですか。怖くないのですか。」
荀は満面の笑みを浮かべたまま、裾から何かを取り出す。
「…ん?
ちょ、ま、待て…お前確か武力1のはずだぞ?
なんだその武器は…ちょ、待っ…ぎゃぁぁぁ!!」


「…大体あいつが簡単にやらせるような奴なものか。」
「何か言いましたか?」
「い、いや、何も…」
慌てて取り繕う夏侯惇を不思議に思ったが、特に詮索する必要もないので聞かないことにした。
「殿は仕事する気ないようですし、何時も通り私達で片付けましょう。」
「ああ、そうだな。じゃ、戻るか。」





~「いっつも一緒にいるよね」~


今日も二人揃って部屋に入ってきたので、そう呟いてみた。
「それは司馬炎と私がってこと?」
「だって何時も一緒に僕の部屋にくるじゃん。」
「そりゃげんちゅが可愛いからな。」
「それは答えになってないよ。」
まるで自分の部屋にいるかのように、自分のポジションを見つけくつろぐ二人。
「確かに、気が付けば私の傍に湧いてるわよね。」
「人を蟲みたいに言うな。朕がお前のお爺ちゃんに恋愛のアドバイスしてあげてるんだぞ。」
「お爺様はあんたみたいな人のアドバイスなんか貰わなくてもやれるわよ!」
「なにおぅ、結構相談にのってやってるんじゃぞ!」

また二人の喧嘩が始まった。最近になって特に多くなってきた気がする。
自分にはあまり関係ないので、端っこの方に移動して本を広げる。

「なるほどぉ。げんちゅはヤキモチを妬いてたのか。」
何時の間にか自分の隣に移動してきた司馬炎は曹叡の顔を覗き込むように耳元で囁いた。
それにビックリした曹叡は司馬炎を振りほどこうと手を上下させるが、司馬炎はそれを避ける。
「ち、違うよ!二人が煩いだけだよ!」
「大丈夫じゃよ、げんちゅは朕の物だから。」
「全然大丈夫じゃないっ!」
抱きついてきた司馬炎をまた振りほどこうとするが、今度はびくともせず離れない。


「こうして見るとさ…あんた達ってやっぱりというか、結構お似合いよね。」
「そうじゃろ?」
「勝手なことを言うなっ!」
「嬉しいくせに。」
「嬉しくなんてないっ!」
「あらあら、ツンデレは可愛いわねぇ。」
「董白、その台詞前も言ってた。」

この部屋が静かになるのはもうちょっと先のことであった。


  1. 2006/04/01(土) 21:10:58|
  2. カップリング

プロフィール

綾月

Author:綾月
かつての三国志大戦中心のブログ。
今は主にゲームのメモとして活用。
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