桜餅参式・改

色んなゲームのメモ用

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劉曄×鍾会 ~嫉妬~


ツンデレは受けが基本です。むしろツンデレで攻めってどんなんですか。


…密かに劉曄が一番最強なんじゃとか思いもした。






===




~嫉妬~



「痛いわよ劉曄殿!離しなさい!」
「ダメです。楊阜殿の貞操を守るのが私の仕事ですから。」
「全く!あんなに簡単に部屋に入られたらプライバシーも何もありませんわ!」
「そこは大丈夫です。ちゃんと殿に許可得てますから。」

今日もまた、王異が劉曄に引っ張られる姿を見かけた。
劉曄が司馬懿にスカウトされるまでは楊阜が王異に引っ張られる姿をよく見たものだが、
劉曄がこの仕事に就いてからは、今目の前にある状況をよく目にする。

「私も人様の夜の営みには口出すつもりはありませんが、
こんな白昼堂々にやられると色々と迷惑です。」
「だから誰にも迷惑かけないように部屋でやっているじゃない。」
「かけてる。楊阜殿の仕事が進まない。」
楊阜の部屋から幾分か離れたところでようやく歩みを止める。
そしてすぐに口論が始まる。いつものことだ。

いつものことだが、そのいつものことに疑問を感じてはじめてきた。
劉曄は何故こんなことを続けてるのだろうか。
元々自分から他人と関わりを持とうとはしない人だ。
それに相手は王異、特に楊阜と一緒にいる王異は手のつけようがないくらいだというのに、
そこにわざわざ踏み入れる危険を冒してまで、何故こんなことを続けているのだろうか。

丁度劉曄が王異との口論を終え、こちらに向かってきたので、
直接問いただすことにした。

「劉曄殿。」
「鍾会殿か、どうかしたか?」
「劉曄殿は何故、王異殿を止めようとしているのだ?」
「仕事だからだ。」
間を置かず即答してきた。こちらもすぐさま次の質問をぶつける。
「何故その仕事を続けている?」
そう聞くと、先ほどと違って少し考え、間を置いてから答えた。
「そうだな…見ていて面白いというか、楽しいからだな。」
「楽しいだと?」
「ああいう、感情で動くタイプは予測がつかない。何をしでかすか非常に興味がある。
それを間近で見れることもできるし、それをどのような方法で止めるか考えれる場でもあるからな。」
それに…と劉曄は言葉を続ける。ここまで語りだす劉曄も珍しい。
鍾会はその劉曄の態度に苛立ちを感じていた。
劉曄の言葉を遮って鍾会は呟いた。
「それは王異殿に興味があると思ってよいのか?」
「…まぁそうなるな。」
「そうか……」
鍾会は後ろを振り向き、そのまま去って行った。
劉曄も特に声をかけることなく、去っていく背中をただ見ていた。


「あんな女のどこがいいと言うのだっ!ただのはしたない女ではないか!
全く馬鹿な奴だ!」
ズカズカと音を立てながら廊下を歩いていく。
それでも苛立ちは募るばかりで気が晴れない。


「鍾会殿。」
「劉曄殿?!…な、なんだ?」
追ってくるはずもない人物から突然後ろから声をかけられ驚く。
「鍾会殿はどこか誤解しているところがあるようなので、それを是正しておこうと。」
「誤解だと?」
「先ほどの話だが、王異殿のことを興味はあるとは言ったが、別に好いてる訳ではない。」
「…そうなのか?」
「そうだ。」
鍾会の問いに即答で答える。
「それに王異殿だから楽しいのではない。対象人物が私にとって楽しければ別に王異殿でなくてもいい。」
内心ホッとしたが、それを表に出すことはなかった。
「それだけを言いにわざわざ来たのか?」
「ああ、それと鍾会殿の部屋で茶を頂きたいのだが宜しいか?」
「何故俺の部屋なのだ?ここからならばお前の部屋は近いだろう。茶ぐらい一人で飲め。」
そう言って後ろを振り向いた時、

「一人で飲むのはつまらん。鍾会殿と飲んだ方が楽しいからだ。」

「ふ、ふん!そう簡単に人の部屋に入られては困る!」
照れ隠しの為に言った言葉だったが、
「フム、そうか。」
素直に受け止められ、あっさりと引き下がってしまった。
そんな劉曄を引きとめるべく、すぐさま言い訳を考えて喋る。
「勘違いするな!普通の人なら困ると言った!俺は普通じゃないからいいんだ!」
そうすると劉曄はまた素直に受け止めたのか、
「ならば有難く頂戴するとしよう。」
鍾会の発言に特に疑問も感じることなく、微笑みをうかべながら答えた。


「やはり人というのは面白いな。」
「何か言ったか?」
「いや、何でも。」


  1. 2006/03/11(土) 09:32:53|
  2. カップリング

プロフィール

綾月

Author:綾月
かつての三国志大戦中心のブログ。
今は主にゲームのメモとして活用。
メインはツイッター。知り合い専用鍵付きアカウントにつきフォロワー募集はしてません。

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