桜餅参式・改

色んなゲームのメモ用

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王異×楊阜 ~Type~


どれが好きだとかどれが嫌いだとかはありません。
キャラに合えばそれでいいのです。









===




~Type~


「別に楊阜殿のことなんて、何とも思ってないんだから!」

廊下ですれ違いざまに何か悪戯される代わりに発せられた言葉だった。
自分は何か王異殿の機嫌を悪くするようなことをしたのだろうか。
返答に困ってると、布に包まれた弁当箱を差し出された。
「これあげるわ。勘違いしないでよねっ、たまたま多く作りすぎただけよっ!」
そう言って無理矢理私の手に弁当箱を持たせる。
そして私の返事を聞かず、そのまま去ってしまった。

「昨日まではいつもと同じ調子だったはず…」
それとも自分が気づいてないだけで、無意識に彼女を傷つけたのだろうか。
そのことがずっと気になって、その日の晩はよく眠れなかった。



「あら楊阜殿、こんにちは。」
「こ、こんにちは…」
「どうかなさいました?」
その次の日に会った王異殿は一昨日とも昨日とも違った。
…と言うより、どこか冷たい印象を与える無表情さ。これは自分以外に向ける顔だ。
やはり何か怒らせるようなことをしたのだろうか。
「元気がないようですね。」
「えぇ…あまり眠れませんでしたから…」
言葉遣いもどこか他所他所しい。
不思議に思ってると、王異殿の目元にもくまらしきものが出来ていたのに気づく。
「王異殿もくまができてますよ?大丈夫ですか?」
「えぇ…私もよく眠れませんでしたから。」
「そうですか…。」
もしかして自分に原因があるのではと考えてると、
「夜中、楊阜殿のことを考えると一睡もできませんの。」
「そうですか……って、えぇ?」
何時もの王異殿だ…と思ったら、特に恥かしがる仕草もせず、怪しさが残る笑みを浮かべることもなく、
さっきまでと同じ無表情のまま、さらりと言った感じだ。
「それでは、曹操殿に呼ばれてますので、私はそろそろ失礼しますね。」
そう言うと一礼し、困惑してる私を置いて去っていった。

「…怒って…いるのでしょうか?」
やはり気になってその日の晩も眠れなかった。



次の日王異殿とまた会ったのだが、様子が全然違った。
「あら楊阜様、こんなところで、バッタリ出会うだなんて。これも運命みたいなものですね。キャッ☆」
なんだろう…本当に目の前に居るのは王異殿なのであろうか。
確かに姿は王異殿ではあるが、中身というか性格というか、それが全然違う気がする。
実際、ただでさえ私と接している王異殿のギャップの激しさに驚いている周囲の皆が、更にギャップがある行動をしている今の王異殿に視線が集中している。
「どうかしました楊阜様ぁ。具合でも悪いのですか?」
「え…えぇ…少し目眩が…」
「きゃぅん☆ 大丈夫ですか?王異が看病してあげますか?」
本当に目眩がしてきた気がする。
「いえ、一人で大丈夫ですので…それでは…」
「ぁ、楊阜様~!」
一昨日、昨日と違って自分から去っていった。

その日の晩は眠れなかったというよりずっとうなされた。



次の日、王異殿と会うこともなく一日が終わろうとしていた。
「普段ならこちらから会おうとしなくても会うものなのですが…」
実はそんな日は初めてだったりするのだが、たまにはこんな日もあるのだろうと一人納得して自室に戻った。

自室に入ってすぐに、机の上に置いてあった携帯電話がランプを光らせながら震えているのが目にはいった。
「おや、携帯…どこにもないと思ったら、こんなとこに忘れていたのですか。」
手に取ると、どうやらメールを受信した直後だったらしい。
だが、サブディスプレイに表示された画面を見たら驚いた。
「新着メール……56件?!」
メールする相手と言えば王異殿を除けばホウ徳殿や賈ク殿ぐらいしかいないので、
一日放置したとしてもここまでメール溜まることはない。
…というかここまで溜まる人っているのだろうか。
だがその次の画面には更に恐ろしい画面が待っていた。

差出人の名前が全て王異の名前で埋め尽くされていたのだ。
恐怖のあまり思わず携帯を落としてしまった直後に電話がかかってきた。
王異殿からの電話だ。
メールのこともあるのであまり出たくはなかったが、このことについて聞く機会でもあるので、
思い切って出ることにした。

「楊阜様…」
「王異殿、あの、メールのことなんですが…」
「何故楊阜様はすぐに返事をしてくれないのですか?」
こちらの問いを無視して問いを投げかけてくるのは珍しくないことだが、どこか様子が違う。
「それは携帯を忘れてしまったから…」
「何故返事をしてくれないのですか?」
問いは無視することあっても、こちらの答えを無視してきたことは初めて…というか聞こえなかったのだろうか。
「ずっと待ってましたのに…」
「お、王異殿…?」
何時もとは違って低い声。だがそれは自分以外の人に向ける声ではなく、
本当に落ち込んでるかのような、本当に低い声だった。
「ねぇ楊阜様。この電話、どこからかけてると思います?私、今どこにいると思います?」
と、問いを投げかけた直後、答える間を与えず電話が切れた。
電波の調子が悪いのかと、携帯を確認しようとしたら、

「貴方の傍にいますのよ。」

「きゃああああああ!!!!」
後ろを振り向く前に思わず叫んでしまった。
叫んだあとに後ずさりしながら後ろを振り向く。
だが目に映ったのは、携帯を片手に持ちながら、どこか不服そうな顔をした王異殿だった。

「散々萌え~とかなんとか言ってた割には、全然効果がなかったですわ。
曹仁達の話も当てにならないわね。」
いつもの王異殿がそこに居た。
「あ、あの王異殿…コレは…」
「曹仁達が楽しそうにツンデレ萌えとか話してたので、楊阜様もそういうの好きなのかと思い、
私なりに勉強して楊阜様にやってみたのですが…」
「はぁ…三日前からの変わりようはその為だったのですか…」
「楊阜様はどれが一番好きでしたか?」
さっきまでの表情と一転して王異殿が期待の眼差しでこちらを見ている。
「え、えっと…それは……」

「私は、いつもの王異殿の方が好きですから…」

「ありがとうございます。」
彼女はそう言って微笑みながら、自分の方へ寄ってきた。
「実はどれかって言われたら困ってしまうところでしたわ。意外と疲れるんですもの。」
「私も疲れます。」
「私もいつもの楊阜殿の方が好きですわ。」
聞きなれてる言葉だけど、面と向かって言われると少し照れくさい。

「ところで…
折角こうやって楊阜殿の部屋に入れたのですから…」
「え?」
実は寄ってきた辺りから嫌な予感がしていた。
そして予感通り王異殿は私の服の襟を掴んできた。
「少しくらいいいですわよね?」
「駄目に決まってるだろう。」
王異殿の言葉のあと、間髪入れずにハリセンの音がスパァンと、
部屋中に響き渡った。
「劉曄殿!何時の間に!!」
何時の間にか劉曄殿が王異殿のすぐ後ろに立っていた。
…何故彼等は音を立てずに私の部屋に入れるのだろうか…
「少し目を離せばこれだ。」
「え、ちょっと、離しなさい!劉曄殿っ!」
そう言うと、王異殿の胸当てを掴み、そのままズルズルと引き摺って部屋を出て行った。


「そういえばこの溜まったメール…
もう済んだこととは言え、開くのが怖いですが…」
しかし何か重要なメールがまぎれてるかもしれないと考え、結局一通ずつ確認していくことにした。
そして結局この日の晩も眠れずにおわったという。









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動画見てみると色々なタイプがあることにビックリしました。他にも色々ありそうです。
二番目のは素直クール、四番目のはヤンデレというジャンルです。自分なりにあらわしたつもりですが、
素直クールがどういうものなのかよく分かりません。これでいいのかも分かりません。
ヤンデレはその点分かりやすかったのですが、どこに萌えればいいのかは分かりませんでした。
三番目は特にジャンルはない(と思う)のですが、いかにもって感じのを表してみました。ウザイと感じるぐらいに。

女性の性格ばかりなのですが、
素直クールはツンデレ同様男性にも応用できそうなので、なるべく会得したいです。幅が広がる。

  1. 2006/03/09(木) 05:28:53|
  2. カップリング

プロフィール

綾月

Author:綾月
かつての三国志大戦中心のブログ。
今は主にゲームのメモとして活用。
メインはツイッター。知り合い専用鍵付きアカウントにつきフォロワー募集はしてません。

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