桜餅参式・改

色んなゲームのメモ用

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仲達×春華←姜維 争奪戦


前に乗せたやつを短く、一話にまとめたもの。


戦闘内容は、SR馬超、SR趙雲、R魏延、夏侯月姫 vs SR仲達、王異、春華、楊阜、曹仁、劉曄

だと思う。
鍾会は病欠らしいですよ(何




======






どうしよう、仕事が手につかない。
あの日からずっとだ。筆が進まず仕事が溜まるばかり。
気分転換に武術の稽古をしても、腕が思うように上がらない。
散策をしても、悩みから解放できない。
またため息が零れる。

この姜伯約。初めて女性の人を好きになった。



~争奪戦~



始まりは、曹操軍との戦の日。
今までも何度か見かけたことはあったが、
目の前に丞相のライバル、司馬懿殿が居て、
丞相がいる時は丞相の足手惑いにならないように、丞相がいない時は丞相の代わりにと、
張り切って司馬懿殿に挑んでいたため、気にかける余裕がなかった。
けどその日に初めて一騎打ちを仕掛けられた。

一目惚れしてしまった。

一目惚れした衝撃で手がすべり負けてしまったので、
戦が終わった後こっぴどく叱られてしまったが。

初恋をした。
丞相にそう言えば、きっと心から喜んで応援してくださるだろう。
だが幾らなんでも相手が悪すぎる。
初恋をした女性が、丞相の永遠のライバル、司馬懿殿の妻だなんて…



今、趙雲殿の軍と司馬懿殿の軍が戦をしている。
こちら側がピンチだというのに、目線は一点から離すことができないし、
こちらの軍の状況や、戦況、相手の戦術を学ぶということもできず、
ただ春華殿のことしか考えられない。

この時代だ。略奪婚したって何の不思議もない。
張飛殿も山賊紛いの行動で嫁を奪ってきたのに関わらず、
夫婦仲睦まじく生活を共にしているし。
ぁぁしかし、相手はあの丞相のライバル、司馬懿殿の妻。
丞相はそれでも許してくれるだろうか?
いっそ、打ち明けてしまおうか。
けど、初恋を否定されるのが怖い。
初恋を敬愛する丞相に否定されるのが怖い。
なんて臆病なんだ私は…

悩んでいる内にも向こうの戦況が進む。
趙雲殿が必死に防衛をしているが、数に翻弄されて苦戦している。
司馬懿殿の方も相手を翻弄しようとして必死になっている。
城から数メートル下がったラインに王異殿と春華殿がいた。
兵士に弓を撃たせて、ゆっくり前線の戦況を眺めている。

今なら奪えるかもしれない。
丁度今、楊阜殿を狙っている馬超殿を抑えようと王異殿が動いたところだ。

暴勇の報いで何でもかんでも止めてくる王異殿がいないのはチャンスだ。

だがしかし、私が行ったらコストオーバーの反則でこの戦は負けになってしまう。
曹仁殿を撤退させることに成功できているし、逆転も不可能ではない。
けど、ここで行かなかったら…


「公私を混同させてはいけませんよ、姜維。」
「ぇ?!」
突然声が聞こえ、後ろを振り向く。
「丞相!何故私が考えてたことがわかったのですか?!」
「何故も何も…
貴方は独白のつもりだったのでしょうけど、全部声に出てましたよ。」
えええ?!
つまり丞相に全てバレてしまったってことですか?!
「大丈夫ですよ、私以外の人はいませんから。」
一番知られては困る人に知られてしまったのですが…
すぐに振り向きなおし、土下座をする。
「申し訳有りません、丞相殿!
しかし私は…しゅっ…春華殿のことを…」
「顔を上げなさい姜維。誰が貴方を責めているのですか?」
「え?」
「相手が誰であろうと、貴方の初恋です。何故否定する必要があるのですか。」
「丞相…」
丞相から出た思わぬ言葉。あまりにも嬉しくてちょっと涙が出てきた。


「それに、得することもありますしね。」
「…え?」
私が司馬懿殿の妻を好きになることを否定されるどころか、
好きになることで何か得するとは…思ってもない展開になってきた。
「司馬懿殿は……
実は妻である春華殿がいないと、何も出来ないのです。」
「えええええ?!!」
司馬懿殿の雰囲気からは読み取れない事実に驚く。
「それってつまり、丞相と黄月英殿の関係と一緒ってことですか?!」
私がそう声を上げると、丞相は白扇で顔を隠しそっぽを向いた。
目の辺りから光る物が流れたように見えたのは気のせいだろうか。
暫くして、丞相は顔を上げた。
「コホン…それでですね。
貴方がめでたく春華殿と結ばれれば、司馬懿殿は腑抜けになり、敵ではなくなります。
貴方も意中の人と結ばれ幸せですし、私も愛弟子に妻ができて幸せです。
そして魏の脅威も少なくなり蜀が勝ちやすくなる。
全て丸く収まるのですよ。」

もし丞相の話が本当なら、司馬懿殿との策略合戦に没頭してた丞相にも構ってもらえる。
更に魏が滅ぶことで蜀も安泰。強力な魏国を吸収できれば呉なんか目じゃない。
そして私も春華殿と…
「…わかりました、丞相。
蜀の為丞相の為そして何より愛の為!
この姜伯約、必ずや春華殿の心を掴んでみせますっ!」
「その意気込みです、姜維。」
丞相に押されて自信がわいた姜維。

「では早速そこにいます春華殿を奪いましょう。」
諸葛亮の言葉に姜維が盛大に驚く。
「な、何を言ってるんですか!!さっき公私混同してはダメだと丞相が仰ってたじゃないですか!」
慌てふためいてる姜維をよそに、何時ものゆったりとした口調で説明する。
「確かに今姜維が出ればこの戦は負けますが、先も言った通り魏の戦力は削ることになります。
大局的に見れば、今ここで張春華殿を奪える一番のチャンスを逃してしまい魏の司馬懿を腑抜けにさせれない方が痛手ですよ。」
「そ、そうかもしれませんが…略奪婚など、それでは山賊同然です!!」
略奪"婚"ということは既に結婚前提なのですか…というツッコミは心の中に留めておいた。
「姜維…人妻を娶るというのは、よほど旦那に欠点がない限りは、
そこまでする覚悟がないと普通は無理です。」
するとさっきの勢いは何処かに失せたのか、項垂れてしまう姜維。
「それでは春華殿を傷つけてしまうのでは…」
「あとでその後の癒し方も教えて差し上げますよ。
それに、私が見る限りでは張春華殿と司馬懿の仲は険悪とまではいかなくても、あまりよろしくありません。簡単に行くでしょう。」
項垂れる姜維の頭をなでる。
「そ…そうですねっ!
では私は蜀のため、愛のため、必ずやこの戦で、春華殿を捕らえて参ります!」
この立ち直りの早さというか変わり身の早さは後々仇にならないだろうかと少し不安になった諸葛亮だったが、既に燃え上がってる姜維を止める手立ては最早なかった。
「ではすぐにでも行きましょう。」


一方戦場では馬超が暴勇で止められ、馬超撃破後そのまま王異は攻城体勢に。
劉曄も攻城に入って、更に三人の騎馬でマウントを取られ趙雲達は手出しができずにいた。
「くそ…あのスカシ野郎がいなきゃ俺の大車輪で一掃してやるんだが。」
「かと言って私の人馬一体で攻めたらまた暴勇で止められるでしょうね…奥義は私と馬超殿の所為で開幕直後に再起を使ってしまいましたし、馬超殿が既に白銀使いましたから士気も4しかありませんし…」
「殆ど馬超の所為じゃねぇか!」
「楊阜を目の前にして白銀で特攻せずにいられるか!」
「何でそこで白銀を使う必要あるんだよ!」
撤退中の馬超と魏延が怒鳴りあい、すぐに取っ組み合いを始めた。すぐさま喧嘩の仲裁に入る趙雲。
「お二方!ここで喧嘩しても仕方ないですよ!」

「あ、あの…諸葛亮殿から密書が届いておりますが。」
開幕に奥義を使ったので暇してた麋竺が間に入ってきた。
「密書?」
「けっ、遠くから戦場の様子がわかるのかよ。」
へそを曲げてる魏延を他所に密書の封を開け、中を見る趙雲。
「……城前に意識を集中させろ?」
「つまり、攻城を阻止しろってことか?」
その言葉を聞き、魏延が再び頭に血を昇らせる。
「それができないから悩んでんじゃねぇか!あの野郎、やっぱ使えねぇな!」
「軍師殿は何か考えあって俺等に指示してるんじゃないか!言うこと聞けよ!」
「何でお前が偉そうに言うんだよ!」
お互いの胸元を掴みにらみ合う二人を無理矢理引き離させ、
「とにかく!今は他に出来ることはありません。諸葛亮殿の指示に従いましょう。」
そう趙雲が諭すと、魏延は渋々城から出立していった。


趙雲が攻城してる王異と劉曄のとこに出、魏延が脇から出てマウントしてる三人を牽制する。
「やはり、復活持ちの趙雲が阻止に出てきたか。だが時間を稼ごうと思っても無駄だ。」
そう言い放つと、司馬懿は振り返り、後方で待機してた郭嘉に合図を送る。
「頼んだぞ。」
「任せろ…これで終わらせる!」
蜀軍の城門を中心に赤い陣が敷かれる。突撃闘陣だ。
牽制しに出た魏延だが、出た直後の距離では迎撃を取ることができなかった。
城門に出た趙雲は三人の突撃を受け、すぐに撃破された。
それ見ろと魏延がそうぼやこうとした時だった。


「今です、姜維。」
「ハイ!丞相!!」
趙雲を撃破する為に城門の方へ殺到した瞬間、
諸葛亮が羽扇を向けた方向、魏軍勢の後方の草むらから突然姜維が出てきたと思ったら、
後方で弓マウントをしていた張春華を軽々と抱える。
「司馬懿殿!悪いですが、張春華殿は頂きます!」
司馬懿の方を向き、そう言い残そうとした姜維だったが、
「貴様、俺の嫁に何をしている。」

春華も突撃闘陣内にいた。そこから城門までの距離はさほどなく、騎兵の移動力を使えばすぐにたどり着ける距離だった。
すぐ目の前にいる司馬懿を見て唖然とする姜維。
春華を抱え無言のまま諸葛亮の方を向く。

「姜維、すみません…確かにタイミングも状況もバッチリだったのですが…
貴方が槍兵で移動速度が遅いことを考慮してませんでした。」
「えぇぇぇ!!」
そう言うものの、羽扇で口元を隠し少し俯いてるだけで、特に謝りはしなかった。
自分が読み違えたことの方がショックのようだ。
諸葛亮が動いてくれない以上、どう転んでも春華を奪うことができない状況にがっくりと項垂れる姜維。
「何時まで抱えてる。」
司馬懿がそう言うのと同時に姜維の腕から春華を奪い戻す。

「しょ…しょうがありません!今回は"たまたま"失敗しましたが、
次こそは必ず春華殿を奪ってみせます!覚悟しておいてください!!」
そう言うと、槍兵の精一杯の全速力で戦場を離脱していった。
「今回は見逃してやるが、次やったら命がないと思うんだな。」
逃げていく姜維の背中に向かって追い討ちの言葉をぶつける。


「全く、お前も大人しく捕まってるんじゃない。」
姜維の背中が見えなくなった辺りで司馬懿が春華に話しかける。
「思ったよりも力強く抱かれたのですよ。
それに結構悪い気もしませんでしたし。」
「なんだと!冗談を言うな!」
「あら、冗談じゃないかもしれませんわよ?」
クスクスと笑いながら司馬懿の方を振り向く。
「奪われて欲しくなかったら、あなたも本気で私を守ってくださいね?」
「フン…当たり前のことを言うな。」
頭に手を当ててから、春華を横を通り過ぎようとした時、
「では早速、城まで抱えてくださいな。」
「な、何を言う!」
「でないと他の人のとこへ行ってしまいますわよ?」
照れを隠す為に自分の方を向いてる春華とは目をあわせないようにそっぽを向く。
「……仕方ないな、城までだからなっ!」
「ふふ…わかりましたわ。」






「相変わらず素直じゃないなぁ軍師殿は。」
「お熱いことで…」
郭嘉は一人先に、曹仁は兵士達をまとめあげながら、帰る準備をする。

「いいですわね…ねぇ楊阜様、疲れてませんこと?」
「やっぱり私が抱えられる方なのですか?!」
「普通に戻りますよ。」
楊阜を抱えようとした王異を看破するように劉曄が止め、
王異と劉曄が揉めながら、帰って行った。







「私達置いてけぼりですか…」
魏軍が全員帰った後、趙雲が愚痴を零す。
「馬超、俺は帰ったら劉備殿にこのこと話に行くぞ。」
「珍しいな、俺も同意見だ。一緒に行くぞ。」
「今回ばかりは諸葛亮に痛い目あってもらわないとな。」





  1. 2006/03/10(金) 08:39:10|
  2. カップリング

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Author:綾月
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